3月2日 (木)  スリー

 もうそろそろカウントダウン。XGやりてぇんだけどな…

 というわけで、ご機嫌伺いもかねて、朝っぱらから遥か彼方の図書館までわざわざ40分以上かけて出向いて、勉強会です。


 楕円の大きな6人用の机に陣取り、向かい合わせでお勉強。傍から見ると一見、仲良く勉強しているように見えますが、けっこうジャブの応酬です。

 「東京行って居候ですか? きっとその間に、実家のほうでもいろいろ事情がかわって、戻ったら居候になりますよ、きっと(^^」
 「そうなったら、この前いってた君の家のたんぼを1枚もらってそこで開業するプランを実行するよ」
 「どうしてあげるんですか。ちゃんと買ってください!!」
 「お金払うのイヤだな……そうだ、おれと結婚しない? そうすれば只。ナイスプラン!」
 「120%ありませんから!」
 「多少はそぶり見せておかないと、男が寄り付きませんよ?」
 「じゃ、100%ありませんから!」
 「そんなオチかい!? せっかく、お昼ごちそうしてあげたのに…」
 「なんですか!?いやだったんですか!?」
 「いやいや、そういう訳じゃ…」


 で、ちまちま勉強しつつ、夜の帳が降りるころ…
 「そろそろ閉館だね。帰りましょ」
 「そうだな。で、また明日も?」
 「じゃ、朝集合でね」

 ここで響鬼ライクに、


  彡彡彡彡彡彡彡ノノハヽヽヽ
  彡彡彡彡ノノノィィイ川ハl l l i
  彡彡彡/)/// | |||川ハ| | ||
  彡/Y /)/// ノノノ ||| ハ川|
  ///,イノ=- 、/ノ/_,卉'"!川
   イ '/ノミ,----、ミ { ィェ- |ノノ
  r-、 /冫⌒  _   ',"⌒ .|"
  (  〉   ,   イ__  Y  ノ
  ヽ/     、  `ー '  /
   ハ   (   ̄二ア゙ ./    おつかれ!
 /\ \         / \
  \∧  ` 、____ノ    \
     \     }}        \
       ヽ   ノ|         \
        Y ̄  |\        ノ\
        i-ー''"|  \   _ - "  /
    ヽ   ヘ   ノ 、  ヽ/    /
     }    | /  _ /   /ノ \

 
 と夕方から相席になってたかわいい女子高生2人組にシュッ。
 すると、ちゃんと「あははは、おつかれさま」と元気な返事。
 ただし、横からは
 「またー><、 もうそれは犯罪ですよ!」
 「挨拶は人の基本ですよ! それに人生は一期一会です!」
 「もう、勝手にしてください!」


 年甲斐もなく、こんな学生ライクな会話が楽しいと感じる国家試験3日前。皆さん、いかがお過ごしですか? 僕はそこそこ元気です。


 別れ際に車の前で
 「卒業したら結婚しようかな…」
 「お、それいいね」
 「あなたじゃないです!」
 「だれだよヽ(`Д')ノ」
 「彼氏くらいちゃんといます><!」

 ぇー。もうちょっと、もうちょっとだけこの関係を楽しませてください。たぶん2週間しないうちに物理的に終わっちゃうんですから…




 この日記を読んでいるのは極々一部の方に限られていると思いますが、一応、この彼女とのお話はある程度の実話を基にしたフィクションであるってことで了解しておいてください。